情報漏洩やウイルス感染のリスク低減を目指し、デバイス管理を徹底
≪導入事例≫ グローリー株式会社 様
デバイス制御プラン ・ 12,000台
団体・組織の概要
人と社会の「新たな信頼」を創造するリーディングカンパニーへ
グローリーは国産初となる硬貨計数機を世に送り出して以来、通貨処理機のパイオニアとして金融、流通・交通業界など幅広い市場に、業務の改善に役立つ数々の製品を送り出してきました。
そこで磨き抜いてきた独自の技術は日本国内だけでなく、広く世界に展開されており、さらにセキュリティー意識が高まる現代社会において、次代のソリューションに結びつこうとしています。
私たちは「絶えず世の中にないもの、人の役に立つものをつくり続ける」という創業時より受け継いできた精神で、これからも次の時代に求められる価値を創造し、社会の発展に貢献いたします。
名称 | グローリー株式会社 |
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URL | https://www.glory.co.jp/ |
本社 | 兵庫県姫路市下手野1-3-1 |
資本金 | 12,892,947,600円 |
従業員数 | 3,503名(グループ総数 90社 11,012名)※2021年3月31日現在 |
事業内容 | 通貨処理機、情報処理機及び通貨端末機器、自動販売機、自動サービス機器などの開発・製造・販売・メンテナンス |
社屋
タッチパネル式券売機券職人 VT-T20シリーズ
紙幣両替機 EN-710
導入の経緯
多くのUSBメモリを運用
当社では市場にあるタッチパネル式券売機や紙幣両替機など、製品のメンテナンスやログ収集にUSBメモリを使用していることから、開発部門・製造部門・保守部門において、数千本単位のUSBメモリを保有しています。
私物USBメモリの使用を禁止したい
本数が多いうえに、業務効率を優先するがゆえ、禁止している私物USBメモリの使用も散見され、セキュリティリスクが非常に高い状態だったため、これまでもウイルス対策ソフトのDLP機能で制御をしていましたが、この度ライセンス切れを迎えるにあたり、USBメモリの使用をより厳格化し、USBデバイス制御が優れた製品への移行を決断、後継システムの調査を行うことになりました。
『らくらくPCクラウド』に決めたポイント
テレワークに対応できるSaaS型
調査当初は10製品以上のシステムやサービスをリストアップして、調査、比較、検討を実施。さらにメーカーデモや商談を経て最終的には4製品に絞り込みました。コロナ禍でテレワークが増える中、既存システムはオンプレであることから、会社ネットワークに接続しなければデバイス制御ポリシー適用やデバイス制御ログの収集ができなかったため、SaaS型のクラウドサービスが必要であることから、「らくらくPCクラウド」を採用いたしました。
デバイス制御に特化したプラン
「らくらくPCクラウド」はデバイス制御に特化したプランがあり、費用もリーズナブルで魅力的でした。管理画面もわかりやすく、検索も細かく設定することができます。何より2,600社以上、100万クライアントの導入実績がある老舗メーカーが、満を持して開始したサービスだったため、信頼と安心がありました。
総務本部 情報セキュリティ部
赤川 真一 様
総務本部 情報セキュリティ部
柴田 奈央 様
『らくらくPCクラウド』の導入効果
USBメモリの棚卸が容易に
各部門で保有しているUSBメモリをPCに接続することで取得できるログをもとに棚卸を実施。正確な棚卸が実施できることはもちろんのこと、実施事務局の作業工数を大きく削減することができました。
経費削減に有効
一定期間使用されていないUSBメモリを「デバイス制御ログ」からリストアップ、削減対象のUSBメモリとして検討することで、経費の削減と情報漏洩リスクを軽減することできます。また、USBメモリ紛失時には、紛失したUSBメモリ内のファイル名を確認することで迅速な対応が可能となりました。
充実したサポート
機能仕様の改善を行っていただけました。営業部門・開発部門・保守部門の情報連携がスムーズであり、問い合わせへの対応が迅速なので、サポート体制に安心感があります。また、機能改善要望の聞き取りを継続的に行い、機能改善に取り組まれている点も、導入後の大きなメリットの一つです。
『らくらくPCクラウド』による今後の展開
オフラインPCへの展開
さらなる運用展開として、オフラインPCへのデバイス制御の導入を検討しています。
継続したデバイス制御の運用
今後も引き続き「らくらくPCクラウド」のデバイス制御機能を活用し、USBメモリを中心としたデバイス管理を実施するとともに、ルールの徹底と安全な運用体制を確立してまいります。